三菱HCキャピタルグループとエコスタイルは、再生可能エネルギーソリューションで包括連携協定を結び、低圧太陽光発電所の取得・集約に向けた共同SPCを立ち上げた。プロジェクト開始日は2025年9月11日で、取得目標は約600基（約30MW）。取得主体は合同会社アールエコパワーで、運用・保守（O&M）はエコスタイルが担う。対象はFIT（固定価格買取制度）下で発電・売電する出力50.0kW未満の低圧発電所。FIT期間満了が近づく中、資産の有効活用ニーズが高まっており、取得後はFIP（市場連動型の支援制度）への転換やコーポレートPPA（企業が再エネ電力を長期購入する契約）への切り替え、設備更新（リパワリング）も検討する。資源エネルギー庁は2030年の再エネ比率36〜38％、2050年カーボンニュートラルを掲げ、2025年4月に「長期安定適格太陽光発電事業者」制度を創設するなど、集約と効率運営を後押ししている。今後、両社は取得・管理体制の整備とともに、Non-FITの営農型太陽光の開発も進め、安定供給モデルの拡大を目指す。
【関連情報】
プロジェクト開始日 2025年9月11日
取得目標 約600基（約30MW）
対象 FIT下の低圧太陽光（出力50.0kW未満）
発電所取得主体 合同会社アールエコパワー（共同出資SPC）
O&M 株式会社エコスタイル
source: PR TIMES