長崎県五島市の五島の椿株式会社が手がける魚醤「五島の醤 -米麹-」が、「食べるJAPAN 美味アワード2026」で準グランプリに選ばれました。商品は150mlで918円(税込)で、未利用魚の活用と独自の発酵手法が評価対象になりました。

同商品は、地元鮮魚店「金沢鮮魚」との共同開発で、五島列島産の魚と麹に加え、椿から見つかった塩耐性酵母「五島つばき酵母」を使う“W発酵製法”を特徴とします。一般的な魚醤より繊細な味を目指し、低塩分設計も打ち出しています。

審査では味・品質、独自性・将来性、地域性・ストーリーの3観点で評価され、「コクがありさっぱりして刺身に合う」などの講評があったとしています。原料にはアゴ(飛魚)や鯛に加え、アイゴやイスズミなど十分に活用されてこなかった魚も用い、海水温上昇に伴う藻場減少(磯焼け)に関連する課題に資源活用で向き合う姿勢も示しました。今後は受賞を追い風に、販路拡大と地域資源を生かした商品開発の継続が焦点になりそうです。

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