伯東は、半導体工場などの排水処理で課題となるカルシウムスケール(配管内などに付着・堆積する固形物)を抑えるスケール防止剤「デポナックスP-72」の販売を始めました。ラボ試験では添加量約500ppmで析出低減を確認し、半導体工場の消石灰ラインで3か月運転後の配管確認でも析出を大幅に低減できたとしています。
同社によると、消石灰を用いる排水処理工程ではスケール付着が配管閉塞や設備トラブル、清掃・メンテナンス頻度増の要因になります。特にフッ素含有排水では、フッ素をカルシウムで除去する「カルシウム法」とスケール対策の両立が求められます。P-72は少量添加で抑制効果を狙い、フッ素除去を阻害しにくい点を特徴に挙げます。
製品は液体で、成分はポリカルボン酸、pHは2.2(25℃)、荷姿はコンテナやドラム缶など。バイオマス由来原料の採用で環境負荷低減も掲げます。今後、既存設備への適用を含め、半導体やめっき産業など電子産業分野での導入拡大が焦点になりそうです。
【イベント情報】
InterAqua 2026
2026年1月28日(水)~1月30日(金)10:00~17:00
東京ビッグサイト 南展示場 南2ホール
ブース:2S-K19
出展:スケール防止剤「デポナックスP-72」ほか
