複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営するAnother works(東京都港区)は2025年12月、公務員を登録可能職種に追加し、複業を希望する公務員の登録受付を始めました。提供開始から7年で登録タレント累計10万人、導入企業2,500社、導入自治体250超(いずれも2025年12月時点)としています。背景には、総務省が2025年6月に地方公務員の兼業運用を整理する通知を出し、条件を満たせば営利企業での兼業も許可対象となることを明確化した点があります。同社は公務員向けに、登録受け付けに加え、自治体の制度設計や許可基準整備の支援、他自治体・民間企業での複業機会の創出と実践支援を行う方針です。行政課題の解決に外部人材を活用する「複業クラウド for Public」は47都道府県で250自治体以上が導入し、DX(デジタル化)推進計画や広報戦略など専門領域での活用を進めてきたといいます。制度の普及が見込まれる2026年を「公務員複業元年」と位置づけ、官民をまたぐ人材の流動化がどこまで広がるかが焦点となります。

【関連情報】

複業クラウド(個人登録) https://talent.aw-anotherworks.com/

自治体向け問い合わせ https://forseries.aw-anotherworks.com/public

複業クラウド for Public https://forseries.aw-anotherworks.com/public

source: PR TIMES

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