公認会計士・監査審査会は2025年12月16日、令和9年第Ⅰ回の公認会計士短答式試験から試験問題の一部を英語で出題すると公表しました。英語出題の配点は短答式の総点数の約1割とされ、対象は財務会計論・管理会計論・監査論の3科目です。
背景には、IFRS（国際財務報告基準）適用企業の拡大やグループ監査の増加で、公認会計士業務における英語利用が広がっている点があります。英語問題は英文を読む負担を踏まえた難易度にするとしています。
TACは受験生向けに解説動画を順次公開し、2026年1月以降に専門用語の英語学習を支援する「用語集」教材の追加を予定しています。告知は2026年1月30日に受講生マイページで行う計画です。答練や全国公開模試で英語問題を出す方針も示し、英語問題集や苦手者向けフォロー講座は検討段階としました。今後は各予備校の教材整備と、英語対応が学習計画に与える影響が焦点になりそうです。
【関連情報】
動画（超速報版）https://youtu.be/2VYIPa8zj78?si=uq1xNpXq96tdwl7X
動画（財務会計論-計算）https://youtu.be/gjfA9QGz5Qw?si=1DyMkXLiAT5r1ru7
動画（監査論）https://youtu.be/QlGJy11gTrY?si=4qLYGnR94mllBwpV
特設ページhttps://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei/henkou9_english.html
source: PR TIMES