分身サービス「GENCHI」を開発するtoraru(兵庫県神戸市)は、2026年1月6日〜9日に米ラスベガスで開かれるCES2026のEureka Park(Japan Tech)に出展し、遠隔地で買い物などを行う「イマーシブコマース」の体験展示を行う。2022年から継続出展で、会場から約8,850km離れた東京・浅草へリアルタイム接続するデモを予定する。

GENCHIは、依頼者がブラウザ経由で現地の登録ワーカーとマッチングし、スマートフォン等を介して視覚・聴覚・触覚(一部)を再現しながら目的を達成する仕組みだ。来場者はブースのマイクやジョイスティック操作で浅草側のワーカーに指示し、商店での購買や現地交流を疑似的に実行できる。

背景には、CESが2025年に出展社約4,500社超、約150カ国から14万人超が来場した規模を持ち、2026年はモビリティ分野が主要テーマの一つになる点がある。toraruはGENCHIを「未来型の交通プラットフォーム」と位置づけ、2029年にかけオンライン交通網の世界展開を目指すとしており、展示を通じて移動代替の実用性がどこまで示せるかが焦点となる。

【イベント情報】

CES 2026:2026年1月6日(火)〜1月9日(金)9:00〜18:00(現地時間)

会場:Venetian Expo 1階 Eureka Park(JAPAN TECH内)

出展社名:toraru co.,ltd.

公式:https://www.toraru.co.jp

source: PR TIMES

Share.