日本山村硝子の医療・介護向け製品「ぴったりトロミがつくカップ」と「シロップぴったりシロピィ」が、2025年12月1日から石川県金沢市の金沢福祉用具情報プラザで出展され、来館者が実物を見て触れて体験できる。展示場は福祉用具・住宅改修モデルを含め約1,200点を扱うという。

「ぴったりトロミがつくカップ」は、とろみ調整に必要な「量る」と「混ぜる」を一体化したシェイカーカップで、飲み込みが難しい人の誤えん(誤って気管に入ること)リスク軽減に役立てる狙い。もう一つの「シロップぴったりシロピィ」は、子ども向けシロップ薬を投薬瓶に取り付けて正確に計量しやすくする補助具で、量りづらさの解消を目指す。

医療・介護現場では安全な摂取や服薬の精度が課題になりやすく、体験展示を通じて現場ニーズとの適合がどこまで広がるかが今後の焦点となりそうです。

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