非侵襲生体イメージング機器を開発する千葉大学発スタートアップのTOMOCLOUD(千葉市)は、シードラウンドで5000万円を調達しました。引受先はUntroD Capital Japanが運営するリアルテックファンド4号で、第三者割当増資による資金調達です。

同社は電気インピーダンストモグラフィ(EIT、体に微弱な電流を流し電気抵抗の違いから内部状態を推定する技術)を用い、リンパ浮腫など「むくみ」の早期発見・モニタリングを起点に事業化を狙います。調達資金は、プロトタイプを含む製品開発(ハードウェア/アルゴリズム/アプリ)とPOC取得、事業開発・PdM・マーケの中核人材採用、設計・製造プロセスの文書化など品質マネジメント体制の整備に充てる計画です。

またNEDOの2025年度支援事業「躍進コース3000」など公的支援も活用し、医療・ヘルスケア・介護領域で複数疾患・複数部位へ拡張可能なプラットフォーム構築を目指すとしています。

【企業情報】

株式会社TOMOCLOUD 千葉県千葉市中央区富士見二丁目7番9号 富士見ビル609

https://www.tomocloud.co.jp/ja

source: PR TIMES

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