鹿児島県南九州市川辺町の建築会社marukawa(マル川建設)は2026年2月4日、空き家バンクに登録され3年以上買い手が付かなかった築45年の住宅を購入し、大規模改修で住まいとして再生した事例を公開しました。全国の空き家は2023年時点で900万戸超とされ、地域課題への対応を狙います。
対象は南九州市内の空き家バンク物件です。同社は「古い」「暮らしが想像できない」「改修費に見合う価値が不安」といった理由で活用が進みにくい現状を踏まえ、購入後に主要構造部以外の間取りを白紙化しました。屋根・壁・床を解体して骨組み状態に近いところから再構築し、住みたいと思える状態まで引き上げたとしています。
工事は屋根の全面改修、構造材の差し替え、耐力要素(地震などに抵抗する部材)の新設、建物の傾き修正に加え、電気・給排水の更新を実施しました。全窓を断熱サッシに変更し断熱施工を施したほか、日射や風を考えるパッシブデザインも取り入れ、性能と暮らしやすさの両立を図ったといいます。
同社は今回をモデルとして、過疎地域の空き家を「負の遺産」にしない活用の型を地域内で進め、同様の空き家に関する相談も受け付ける方針です。空き家バンクと改修技術を組み合わせた取り組みが、購入・賃貸希望者や自治体の選択肢拡大につながるかが注目されます。
【関連リンク】
ルームツアー動画: https://bit.ly/4c8Lu4B
公式HP: https://marukawa-k.co.jp
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過疎地域の空き家を“未来の資産”へ
