エートスAI(東京都文京区)は2026年1月30日、図面を読むAIを中核に、製造業の見積・設計・図面チェック(品質確認を含む)など「図面起点」の業務を工程単位で分解し、段階的に自動化・効率化する事業へ本格的に注力すると明らかにしました。同社は2024年3月設立です。

対象は、図面の拾い出し・転記・集計に時間がかかる企業や、見積・設計チェックがベテランに依存する現場です。背景には、図面の読み取りや仕様確認が高度な専門知識を要して属人化しやすいことに加え、技術者不足や業務の複雑化で、見積作業の長時間化、図面と仕様書の突合負荷増大、過去図面や設計ルールの未活用、Excelへの手作業転記によるミスリスクが顕在化している点があります。

同社は、図面PDFや2D/3D CADデータを解析し、記号・寸法・注記、線や構造のつながりから図面の論理構造を読み取るAIを活用します。工程ごとに、図面内情報の抽出、図面・仕様書・社内ルールの整合性チェック、JIS規格や設計基準に基づく判定支援、部品拾い出しとBOM(部品表)作成、仕様条件を加味した見積支援を導入し、初期はAI処理に人の確認を組み合わせたBPO型の提供も行うとしています。

今後は、見積・設計・品質保証まで図面業務全体の効率化と標準化を支援し、属人化の解消や技術継承につながる仕組みづくりを進める方針です。

【関連リンク】
公式HP:https://ethosai.co.jp

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