SYSTR株式会社は、埼玉県内で自治体回収が難しい「処理困難物」とされがちなリチウムイオン電池の回収を、2026年2月も継続します。対象期間は2月1日〜28日で、料金は1個目7,700円(税込)、2個目以降は1個あたり3,300円(税込)です。膨張・変形・発熱があるモバイルバッテリーやスマホ、ノートPC、電動工具用バッテリーなども受け付け、安全搬出と耐火管理を前提に法令に沿ったルートで適正処理につなげるとしています。
同社が回収強化の背景に挙げるのは、引越し準備や年度末整理、棚卸が増える時期に、倉庫やガレージ、事業所から長期保管品がまとまって見つかりやすい点です。加えて1月後半〜2月は、寒暖差や結露、屋外保管や車内放置などの温度変化で劣化が表面化し、膨張、液漏れ、発熱から火災などの事故につながる恐れがあるとし、家庭・事業所双方での早期相談を促しています。リチウムイオン電池は充電式で、小型機器から電動自転車まで用途が広がる一方、破損や劣化時に発火リスクがあるため、一般ごみ等での排出を避ける必要があります。
キャンペーンは出張回収と安全搬出を含み、見積もり時に「リチウム電池キャンペーン利用」と申告することが条件です。事前見積もりは写真をLINEで送る方法にも対応します。埼玉県内全域を対象としつつ、一部の山間部や交通状況によって当日対応が難しい場合があるとしています。今後は、電動自転車や電動工具、防災備蓄でのモバイルバッテリー保有が増える中、自治体で回収できない危険物が滞留しない回収網の整備と、適正処理の選択肢拡充が課題になりそうです。
