大阪府は65歳以上を対象にした自転車ヘルメット着用モニター事業を始め、募集したモニター50名にヘルメットを提供します。大阪府東大阪市のオージーケーカブトはシニア向け「HOCCO(ホッコ)」を提供し、着用の重要性を伝える事前講習も担当します。
背景には、大阪府の自転車事故の深刻さがあります。令和6年の自転車事故による死者数は34人で2年連続全国最下位、重傷者数も1,076人で9年連続全国最下位です。過去5年間の「自転車乗用中」の死者・重傷者のうち65歳以上は43.5%を占め、死亡事故では頭部致命傷が多い一方、ヘルメット着用率は7.2%で全国平均21.2%を下回っています。
事前講習は複数会場で行い、安全効果や正しいかぶり方、サイズ調整、日常のメンテナンスを説明します。1月26日に大阪府庁で実施した講習には22名が参加しました。モニターは日常生活でヘルメットを着用して走行し、周囲に「見せる啓発」を行うとともに、アンケートなどに協力します。活動期間は講習受講後から令和8年9月30日までです。
今後は、モニターの着用行動と発信を通じて地域の着用意識を高め、事故時の頭部損傷リスク低減につながるかが焦点になります。府は参加者の声やデータを踏まえ、啓発策の拡充を検討するとみられます。
【イベント情報】
事前講習(大阪府庁):1月26日実施、参加者22名
モニター活動期間:講習受講後~令和8年9月30日(水)まで
製品HP(HOCCO):https://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/products/other/hocco/hocco.html
大阪府 事業詳細URL:https://www.pref.osaka.lg.jp/o130080/kotsukeikaku/annzenntaisaku/helmetmonitor.html
