エムスタイルホールディングス(福岡市)は12月24日、天然アナツバメの巣エキスが筋肉の修復と増強に関わる「筋線維分化」を促す技術で特許(特願2024-139319)を取得したと明らかにしました。細胞実験では筋線維の成長を示すマーカー発現が約1.5倍に増加したといいます。

筋線維分化は、筋肉の元となる筋芽細胞が成熟した筋線維へ変わる過程で、損傷後の回復や筋量形成に関与します。実験では、エキス摂取により歩行能力が有意に改善し、握力が約1.2倍、筋断面積が約1.3倍になった結果も示されました。対象や条件の詳細は今後の追加開示が待たれます。

同社は研究成果を活用し、ブランド「BI-SU」で初のプロテイン製品開発に着手したとしており、運動・リカバリー領域での応用拡大が焦点になります。

source: PR TIMES

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