奈良市は令和8年度当初予算の編成に向け、予算要求段階の内容を公開して市民意見を募るオンラインアンケートを実施し、有効回答854件を集計しました。受付は令和8年1月13日に終了し、結果概要は1月15日の市長会見で速報として示されました。回答は10代から80代まで幅広く、分野別では「ひとづくり(子育て・教育・人権・多様性の推進など)」への関心が最も高かったといいます。背景として物価高騰などの社会状況があり、子育て支援や教育の充実を求める声が目立ったほか、道路の維持・修繕など生活に直結するインフラ要望も寄せられました。一方で「予算についてアンケートを取る試みは良い」など、予算編成の可視化そのものを評価する反応も十数件あったとしています。市は今後、AIを活用して意見分析を行い、限られた財源をより効果的に配分できるよう精査した上で当初予算案を編成する方針です。既存施策への意見も一定数あったことから、施策情報が十分伝わっていない可能性を踏まえ、分かりやすい情報発信も強化するとしています。

Share.