奥入瀬渓流沿いの「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」(青森県十和田市)は2026年1月20日、十和田市立第一中学校の生徒12人を対象に「氷瀑ライトアップツアー」の体験会を行いました。冬に滝が凍ってできる氷瀑(ひょうばく)を教材に、地域資源の価値を学ぶ機会としました。
体験会はホテルの渓流コンシェルジュが案内し、氷瀑の形成過程や観察のポイントを解説しました。氷瀑は気温や風向きなどの条件で日々形が変わるため、同じ景色が再現されにくい点が特徴です。取り組みは2021年に始まり、今回が5回目となります。
現地体験では専用バスで奥入瀬渓流の「馬門岩」「千筋の滝」などを巡回し、カウントダウン後にライトアップされた氷瀑を観察しました。終了後はワークシートで振り返りを行い、生徒からは「身近な場所に幻想的で美しいものがあると分かった」などの感想が出たといいます。
同ホテル側は、観光資源としての価値と自然環境の保護を併せて考える学習機会として継続する方針です。今後は、地域の次世代が自然の魅力を理解し、保全行動につなげる教育活動の広がりが焦点になりそうです。
