ユニ・チャームが妊活・妊娠・子育て経験のある25~45歳女性500人を対象に行った調査で、妊活や出産、育児などのライフイベントとキャリアの両立に不安を抱えて退職・転職した(または検討した)人のうち、72.1%が上司や人事に十分相談できないまま離職に至ったことが分かりました。調査期間は2025年11月25~26日です。

相談できなかった理由は「上司には言いづらい」が50.3%で最多となり、「社外の相談で十分だと思った」37.0%、「キャリアに悪影響があると思った」27.1%が続きました。一方で「相談できる担当者が不在、分からなかった」も22.1%あり、心理的ハードルに加えて相談先や制度周知など職場環境の整備不足も示唆されます。

退職・転職の要因では「ライフイベントを踏まえたキャリア設計の考え方や事例を知らなかった」42.0%、「両立方法を知らなかった」41.4%、「両立している身近なロールモデルがいなかった」34.3%が上位でした。退職または退職検討の平均年齢は29.6歳で、キャリア形成の重要期に判断を迫られている実態がうかがえます。

同社は対策として、妊活に関する基礎知識を性別・年齢を問わず学ぶ研修「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」を展開し、企業・自治体・団体の参加を募っています。今後は、研修による理解促進が「相談できる職場」づくりや制度活用の後押しにつながるかが焦点になりそうです。

【研修情報】
ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修(企業・自治体・団体向け、実施希望者を募集)

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