特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(千葉県松戸市、理事長・中村雄一)は、対馬市立西部中学校の生徒が海洋プラスチックとシーグラスで制作したリサイクルキーホルダーを、カンボジア・シェムリアップ州の避難民支援の現場に届け、難民となった子どもたちへ手渡したと2026年1月9日に明らかにしました。活動は教育支援と食料支援を同時に行う緊急支援の一環です。

同法人によると、避難民は寺院などに身を寄せる状況があり、現地パートナーからは国境地帯での出来事により遺跡が爆撃で破壊され、多くの人が避難を余儀なくされているとの報告もあるといいます。取り組みは「CoRe Loop」と呼ぶ循環型モデルで、日本の教室で生まれた学びや作品を現地で活用し、受け取った側の声や学びの成果を日本へ戻して次の探究につなげます。

対馬は海流の影響で漂着ごみが課題になりやすい地域とされ、生徒は海洋プラスチックなどをアクセサリーに再生し、贈り物として価値化しました。現地では地雷被害を経験しながら創作を続けるカンボジア人ジュエリーアーティストのBel(ベル)氏にも作品を渡し、廃棄物を価値に変える発想への関心が示されたとしています。今後、手渡し場面や授業での活用状況を写真・コメントで整理して参加校へフィードバックし、授業で再現可能な教材化と横展開を進める方針です。

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