株式会社創(鹿児島県屋久島町)は2026年1月、世界自然遺産・屋久島の自然環境を活用した教育関係者向けの体験型プログラムを始めます。提供するのは①教員のウェルビーイング・リトリート②ファシリテーション/コーチング研修③児童生徒向けSDGs探究キャンプの3本で、いずれも2泊3日または3泊4日、最少催行は10人です。料金は人数や季節、内容により個別相談としています。

背景には、教員のメンタル負担増や、授業が「教える」中心から「問いを立て学びを引き出す」形への転換を迫られている現状があります。ファシリテーションは話し合いを前に進める進行技術、コーチングは対話で相手の気づきを促す手法で、同社は自然体験と組み合わせて実践的に学べる設計にします。

リトリートは森林浴やトレッキング、対話、焚き火トークなどを通じて心身を整え、行動計画の作成まで行う内容です。研修プログラムでは傾聴・質問・承認、場づくりや振り返り、問いのデザインなどを扱い、屋久島開催に加えて全国の大学・学校への出張授業にも対応します。SDGs探究キャンプは修学旅行・研修旅行の活用を想定し、森・川・海の循環や「屋久島憲章」を軸に、環境学習と協働、キャリア探究を統合します。

同社は2026年度に教員研修と修学旅行等の受け入れから着手し、効果検証と改良を進める方針です。将来的には教育委員会や学校法人との連携強化、研修の全国展開を視野に入れています。

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