岡山大学(岡山市北区)は、副専攻コース「日本語教育コース」の2026年度科目等履修生を募集し、出願受付を2026年2月12日~17日に行います。同コースは日本語教育に関する科目を26単位以上修得する課程で、教育実習が必修です。日本語や日本語教育の知識と実践力を備え、日本語学習を必要とする人への教育に携わる人材育成を目的とします。大学によると、履修者には日本語教育をめぐる課題への問題意識を持ち、知識や情報を論理的に関連付けて主体的に考察・分析する姿勢が求められます。コースは文部科学大臣登録の「登録日本語教員養成機関」「登録実践研修機関」に位置付けられ、2026年度入学者が修了した場合は養成課程および実践研修の修了証書が交付されるとしています。なお、学部学生の出願状況などにより受け入れができない可能性があります。今後、登録日本語教員制度を含む制度面の周知が進むことで、大学の養成課程を活用した学び直し需要がどの程度広がるかが注目されます。
