岡田商会(大阪市)は、左利き向けに朱肉の位置やフタの開閉方向を最適化した「左ききさんのための印鑑ケース」の販売を自社オンラインで始めました。左利きは人口の約1割とされ、捺印時の扱いにくさを道具側の設計で減らす狙いです。
同社によると、右利き前提のケースでは「朱肉のフタの向きが合わない」「ひねり動作がしづらい」「指が汚れる」「落としそうになる」といった不便が起きやすいといいます。新商品は朱肉のフタを右開きにし、口金(フレーム)も左親指で開けやすい向きにするなど、左手の動線に合わせて捺印動作をスムーズにします。
素材は合成皮革で、水気や汚れに強く拭き取りやすい仕様です。内側(フタ裏)には伝統モチーフの刺繍を施し、朱竹と鶴亀の2種類を用意しました。対応印鑑は長さ60mm、直径13.5mmまたは15mmで、対象外サイズは収納できないため事前確認が必要です。今後は本人需要に加え、左利きの家族や同僚向けギフトとしての展開も想定されます。
