帝国データバンクは、公式ホームページで「2025年の全国企業倒産集計」を解説する動画を無料公開しました。2025年の倒産件数は1万261件で、前年(9901件)から3.6%増え、2013年(1万332件)以来12年ぶりに年間1万件を超えました。公開は2026年1月21日です。

一方、2025年の負債総額は1兆5668億8800万円で、前年(2兆2197億8000万円)から29.4%減りました。2024年はMSJ資産管理(旧:三菱航空機)の負債6413億円が総額を押し上げた影響があり、2025年は中小・零細規模の倒産が目立ったとしています。負債額トップは「株式会社ドローンネット」の1444億9400万円でした。

解説は情報統括部 情報取材課長の阿部成伸氏が担当し、件数・負債総額・特徴に加え、2026年の注目点として資金繰りや資金調達、企業再生を巡る変化を取り上げました。具体的には、2026年1月施行とされる「中小受託取引適正化法(取適法)」や、紙の手形の電子交換所での交換停止(2027年3月末まで)に向けた対応が、取引実務や資金繰りに影響し得ると説明しています。

見通しでは、物価高や人手不足を背景に小規模事業者の倒産が続く可能性がある一方、「物価高倒産」は頭打ち傾向で、要因が「人手不足」や「経営者の病気・死亡」など人的要因へ移る可能性があるとしています。

【関連リンク】
動画URL:https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260121-movie-bankruptcy202512
関連リンク:https://www.tdb.co.jp/report/economic/20251216-movie-bankruptcy202511

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