株式会社クラシェルジュ(東京都世田谷区)は2026年1月29日、主要な新電力会社30社について、公式サイトにある「年間〇〇円お得」などの節約額表示と、燃料費調整額を含む実際の請求額との差を調べた分析結果を公表しました。調査は2025年12月に実施しました。

料金シミュレーションの算出条件は、30社中24社で明確だった一方、20%(6社)は非公開でした。算出条件が明確な24社のうち、節約額表示に燃料費調整額を除外していたのは46%(11社)、含めて試算していたのは54%(13社)でした。

燃料費調整額を除外していた11社では、73%(8社)で節約額表示と実態に乖離が確認されたとしています。最大の乖離率は約630%で、公式サイトに「年間4,092円お得」とある一方、燃料費調整額を含めると比較対象より約21,720円高いケースがあったということです。24社全体でも乖離があった会社は約33%(8社)でした。

2022年の燃料高騰以降、燃料費調整額の算出方法が電力会社ごとに異なり、従来の「燃料費調整額を除いた比較でも問題ない」という慣習が当てはまりにくくなっています。今後は、燃料費調整額を含めた試算や比較条件の統一、算出条件の開示が進むかが、乗り換え検討時の透明性向上の焦点になりそうです。

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