日本アイリッヒ(名古屋市西区)は2026年7月に名古屋市瑞穂区内浜町で開所予定の新研究開発拠点の名称を「アイリッヒ イノベーションセンター ジャパン(EICJ)」に決めました。延床面積は約1,800㎡(3階建て)で、粉体処理・混合技術を軸に材料開発やプロセス検討を支援します。旧仮称は「EGIC」でした。中核機能として新設する「General Lab.」は、リチウムイオン電池材料などの試験・評価に対応し、陰圧環境で粉末の外部漏洩を抑えます。設備は0.1L機で約30mlサンプルから、開所時最大40Lまで扱い、将来的に150L級導入も見据えます。社内外の研究機関にテスト環境を提供するトライアルラボや分析機器を備えるアナリシスラボも設け、試験からスケールアップ検討までの需要を取り込みます。開所後は電池材料を含む先端分野の試験受託や共同開発の拡大が焦点になります。

【施設情報】

所在地:愛知県名古屋市瑞穂区内浜町

延床面積:約1,800㎡(3階建て)

主な機能:General Lab./Clean Lab./Trial Lab./Analysis Lab./展示コーナー

source: PR TIMES

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