STYLYは12月27日と28日、ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで超没入型VRショーケース「ULTRA EXPERIENCE PERFORMANCE TOUR」を開き、2日間で約500人が来場しました。来場者アンケートでは「次回参加意欲」が98%だったといいます。VR技術でアーバンスポーツやパフォーミングアートを至近距離の視点で体験できる内容で、映画館シアターの音響設備を使い臨場感を高めました。出演はAIRFOOTWORKS、青宙ノート、Ibuki & Shohei、OBJECTSの4組で、世界規模の大会での受賞経験を持つパフォーマーの動きや息遣い、衣服の擦れる音や床とシューズのスキール音なども伝わるよう、カメラワークと音響を個別に最適化したとしています。会場ではVR体験に加え、各パフォーマーのメイキングをまとめたショートフィルムも上映しました。事業面では、経済産業省の「令和6年度補正 クリエイター・事業者支援事業費補助金(海外展開促進)」の採択事業として実施し、12月2日に発表した同社OSSも活用して、特定の場所や事業者に閉じないLBE(ロケーションベースド・エンターテイメント)型の体験基盤を検証した位置づけです。STYLYは、日本発コンテンツを国内外へ展開する配信モデル化を掲げており、同様の上映環境を活用した展開が今後の焦点になりそうです。
