Hyundai Mobility Japanは12月24日、千葉県木更津市・君津市とEV活用に関する協定を結び、小型EV「INSTER」を両市へ各1台、計2台提供しました。木更津市では公用車として導入し、温室効果ガス削減に加え、V2L(車から家電などへ給電できる機能)を使った屋外イベントの電源車や災害時の避難所への電力供給に充てる予定です。君津市では災害時の避難所運営を主目的に、照明や情報機器などの電源確保に活用し、平時は公用車としてEVの理解促進につなげます。両市のトップはそれぞれ、多用途性や、過去の台風被害での停電経験を踏まえた防災面の効果に期待を示しました。Hyundai Mobility JapanはZEV(走行時に排出ガスを出さない車)を軸に、EVの体験機会拡大と地域の防災力・脱炭素の両立を進める方針です。今後は協定の運用実績が、自治体でのEV配備拡大の判断材料となりそうです。
source: PR TIMES
