いちごが札幌市中央区で開発するオフィスビル「THE VILLAGE SAPPORO」(2026年4月15日竣工予定)が、札幌市の「ゼロカーボン推進ビル」に認定されました。併せて環境性能ではCASBEE札幌AランクとZEBの区分「ZEB Oriented」も取得しており、延床面積は1万2300.85㎡です。

対象は同社の「いちご若草札幌ビル」で、所在地は北二条西3丁目1-2(予定)です。地下鉄さっぽろ駅から徒歩2分、大通駅から徒歩4分、JR札幌駅から徒歩6分で、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)に直結します。用途はオフィスと店舗で、構造はS/SRC、地下1階・地上13階・塔屋1階の計画です。

ゼロカーボン推進ビルは「札幌都心E!まち開発推進制度」に基づき、低炭素と強靭性の基準を満たし、再生可能エネルギーの活用やオフィス部分でのZEB認証取得などを条件に札幌市が認定する制度です。ZEB Orientedは、建物の一次エネルギー消費量を一定割合削減する水準を示し、同物件では寒冷地特性を踏まえた断熱性能の向上や省エネ設計、再生可能エネルギー利用といった取り組みが評価されたとされています。

札幌都心部では脱炭素を軸にしたビル評価の可視化が進んでおり、認定の積み重ねがテナントの環境配慮ニーズや投資判断にも影響する可能性があります。今後は竣工までの工程に加え、運用段階でのエネルギー実績の開示や再生可能エネルギーの調達方法など、実効性を示す取り組みが注目されます。

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