村上農園(広島市)は2026年1月22日、東北大学大学院医学系研究科と、ブロッコリースプラウトに含まれる「超硫黄分子」の食品分野での可能性を探る共同研究プロジェクトを始めた。同日16時に東京ステーションホテルで概要を示した。含有量はブロッコリースプラウトが3256.1μg/gで、タマネギ782.8μg/g、ブロッコリー473.2μg/gを上回る数値という。

超硫黄分子は硫黄を複数含む多様な物質群で、種類や構造、健康への作用など未解明な点が残る。近年は研究が加速し、関連論文数はPubMed検索で2004年から2024年にかけ約17倍に増えた。

共同研究では両者が連携し、ブロッコリースプラウト中の超硫黄分子の種類・構造を解明するほか、未知の超硫黄分子の機能解析や新規機能性成分の探索を進める。ブロッコリースプラウトはスルフォラファンが豊富な野菜としても知られ、既存の機能性理解に加え、成分プロファイルの深掘りが焦点となる。

今後は得られた知見を基に、食品素材としての活用可能性や評価方法の整備が進む見通しで、食と健康の分野で新たな価値創出につながるかが注目される。

【イベント情報】
記者発表会:2026年1月22日(木)、東京ステーションホテルにて実施
公式HP:https://www.murakamifarm.com

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