千葉県柏市の小中学校3校(柏市立富勢東小学校、柏市立名戸ヶ谷小学校、柏市立柏の葉中学校)の児童生徒が探究学習「世界とつながる学び」で制作・準備した教材や物資が、2025年末にカンボジアのシェムリアップ州などで避難民の教育・食料支援に活用されました。実施したのは特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトです。現地では国境地帯で軍事衝突が報じられ、大規模避難が発生した状況下で、学習機会の確保と安心につなげる狙いがありました。富勢東小は糸電話やぶんぶんごまなど避難所でも使いやすい手作り玩具・工作教材を提供し、児童が栽培したさつまいもは干し芋に加工して食料支援に回しました。名戸ヶ谷小は児童が育てた地域ブランド米や折り紙を届け、柏の葉中はICTでクメール語のテキストやポスターを制作し、現地の学習教材として用いられました。同法人は、つくる→届ける→現地で共創→学びを持ち帰る循環型設計「CoRe Loop」を掲げ、写真・手紙・動画などの反応を学校へ還元して教材改善や次の探究テーマにつなげる方針です。今後、活動記録を整理して参加校へ順次フィードバックし、「地域資源×探究×国際支援」の授業モデルを横展開できる形に再編集する計画です。

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