ブシロードのグループ分析組織「アニメデータインサイトラボ」は、2025年放送アニメ全270作品(新作204、続編66)を対象に、Google検索量を基にしたトレンドスコアとX投稿量を基にしたファンスコアで注目度を分析し、年間首位は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』、伸び率首位は『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』とまとめました。年間グランプリは放送期間中の最高値で比較し、『GQuuuuuuX』は両指標で1位、特にファンスコアは2位に5倍以上の差があるとしています。新作のトレンド上位は『タコピーの原罪』『SAKAMOTO DAYS』などが続き、ファン上位は『メダリスト』が2位に入り「深い支持」と分析しました。ダークホース賞は初週から最高値までの伸び率で比べ、『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』はトレンド20.0倍、ファン31.2倍で、年間でもトレンド7位、ファン4位に到達したといいます。初動の大きさだけでなく、口コミで評価が広がる型も可視化され、今後は作品ごとの拡散経路の違いを踏まえた分析手法の精緻化が焦点になりそうです。

Share.