沖縄県うるま市の平安座島で、島産大麦だけを原料にした「県産麦100%」のクラフトビールづくりが動き出しました。12月26日からクラウドファンディングで支援募集を始め、島の農業復活と観光資源化を同時に進めます。プロジェクトは平安座島クラフトビールプロジェクト(平安座島元自治会長の五嶋眞智子氏、肉や企画の南雄大氏ら)が担い、試験栽培は2020年ごろに開始。現在は耕作放棄地を開墾し、今年は約120kgの大麦を収穫したとしています。集まった資金で麦芽加工(製麦)を行い、沖縄県中部・高原のマイクロブルワリー「CLIFF GARO BREWING」に醸造を依頼する計画です。将来的には島内の飲食店や宿と連携し、提供や体験型企画、ビーチ清掃や「ウフバンタ」と呼ばれる島の神聖な道の整備も進め、地域ブランドとしての定着を目指します。今後は収穫量の拡大と限定シリーズ展開が実現できるかが普及の焦点になりそうです。

【商品・プロジェクト情報】

クラウドファンディングページ https://for-good.net/project/1002898

source: PR TIMES

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