Legal AI株式会社(東京)は、法律業務に必要なAI機能とプロンプトを統合した法務特化型LLMプラットフォーム「Legal AI Pro」の提供を始めました。判例検索、契約書レビュー、事件管理、書面作成など、分断されがちな機能を共通基盤上でつなぎ、業務の往復作業を減らす狙いです。背景には、用途別ツールの併用でデータが連携せず、検索結果の転記や資料整理が個人作業に寄りやすい「サイロ化」があります。新サービスはアプリ間でデータ形式を統一し、たとえば判例検索で得た情報を案件フォルダへ移すと要約が自動保存され、書面作成の引用候補に回るといった導線を想定しています。全画面から呼び出せる常駐型AIアシスタントも備え、表示中の契約書・判例を前提に論点整理や条項リスクの洗い出しを支援します。プロンプトは用途別(Standard、Pro、3rd Party)に用意し、ユーザー自作にも対応。機密性の高い法務データを扱う前提で金融機関レベルのセキュリティ基準を掲げ、弁護士法72条に配慮して最終判断ではなく情報提供に軸足を置くとしています。対象は法律事務所、企業法務・知財、規制産業で、今後は法務アプリの提供者も参加できるエコシステム構築を進める方針です。

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