株式会社メディアフュージョンは2025年12月24日、オープンソースのローコード生成AI開発基盤「Dify」を活用した「Dify AI導入支援サービス」を提供するとした。専門エンジニア不足や高コスト、開発期間の長期化を障壁に、業務変革レベルのAI活用が進みにくい課題に対し、現場でAIアプリを作れる環境整備と技術支援で導入スピードを高める狙いです。DifyはGUI中心で開発でき、複数の大規模言語モデル(LLM)を選択できるほか、RAG(社内文書などを参照して回答精度を上げる仕組み)を標準搭載し、外部API連携やJavaScriptによる拡張にも対応します。一方で現場導入には、最低限のコーディングやRAG設計・コスト制御、要件定義やプロンプト設計などのノウハウが壁になりやすいとし、同社は①導入・セキュリティ設計・外部連携設定②プロトタイプ作成とハンズオン研修、動画や技術サポート③高度なAIエージェント開発代行(多言語、Microsoft 365連携等)を用意します。実例として、自社サイト情報を取り込むRAG方式のマルチリンガル案内チャットボットβ版を開発工数6人日で公開中で、アクセス制御や利用回数制限、ログに基づく継続チューニングを行うとしています。今後は、現場での試作と運用改善を回しやすい体制づくりが、AIの業務定着を左右しそうです。
【商品情報】
Dify AI導入支援サービス
source: PR TIMES
