石川県は2025年12月25日、令和6年能登半島地震と令和6年奥能登豪雨の記録を集約する「デジタルアーカイブ」の掲載内容を拡大し、掲載資料数を6,000点から22,000点へ3倍以上に増やしました。画像・動画や自治体の災害対応資料を追加し、一部は二次利用にも対応します。
拡充の柱は3点です。第一に、地震・豪雨の被害状況や復興の取組を収めたコンテンツを増量しました。検索機能から閲覧でき、雑誌や番組の防災特集などでの活用も想定されています。第二に、被災者や支援者の証言を36名から71名へ拡大し、避難所運営、消防・医療などの現場で「何が起き、どう対応したか」を立場別に整理しています。第三に、報道機関9社が公開する特設サイトやYouTubeなどをまとめたリンク集「メディアBOX」を新設し、防災教育での利用を後押しします。
今後は、二次利用可能素材の活用が進むことで、地域の経験と教訓が幅広い媒体・教育現場へ展開されるかが焦点です。
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デジタルアーカイブ問い合わせ：noto-archive@pref.ishikawa.jp
source: PR TIMES