株式会社リスキル(東京都新宿区)は2026年1月、管理職を対象に新研修「二次評価者向け 評価者研修」の提供を始めました。一次評価に入り込みやすい主観的な偏り(評価バイアス)を見抜き、部門間でばらつきが出やすい評価基準や評価分布を調整して、全社視点で公正な最終評価につなげるスキルの習得を狙います。人事評価の重要性が高まる一方、一次評価者の主観により評価が偏ったり、部門ごとに基準や分布が異なって納得感を損なったりする課題が指摘されます。研修では一次評価と二次評価の役割の違いを整理し、二次評価者に求められる「組織全体の最適化」の観点を明確化します。内容は、ハロー効果や中心化傾向、寛大化・厳格化傾向など代表的なバイアスの理解に加え、評価項目間の整合性や過去データ比較など客観情報を使った特定・修正手法を扱います。さらに評価会議を想定し、根拠提示や代替案提示、事実確認を通じた合意形成をロールプレイで学びます。今後は、評価の透明性と一貫性を高める研修需要の拡大に合わせ、各社の評価運用における二次評価者の役割が一段と重要になりそうです。

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