全国の20〜69歳の男女2,000人を対象にした調査で、結婚に不安やためらいを感じる場合の最大理由は「特に不安はない」23.9%が最多となりました。一方で「経済的な負担(生活費・教育費など)」も22.1%と僅差で、金銭面が結婚の判断に影響している実態が示されました。調査は2025年11月18日、ネットリサーチで実施されています。年代別では20〜40代で「経済的な負担」が最も高い割合となり、40代は24.3%でピークでした。住宅ローンや教育費など支出が現実化しやすい時期であることが背景とみられます。20代では「家事・育児への責任や負担」が9.0%と相対的に目立ち、生活設計や役割分担への不安がうかがえます。60代以上は「特に不安はない」が29.8%で最多でした。性別では、男性は「経済的な負担」が27.7%と高く、女性は「義実家などの人間関係」「家事・育児の負担」「結婚にメリットを感じない」が男性より高い傾向でした。職業別でも会社員・公務員は「自由や時間の制限」、専業主婦・主夫は「義実家」不安が目立ち、働き方で懸念が分かれる結果です。今後は物価や賃金動向に加え、家事・育児分担や支援制度の整備が、結婚への心理的ハードルを左右すると考えられます。
