認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会は、災害時の心のケアを学ぶ「災害ボランティア実践講座」を2026年3月7日13時30分から金沢市内で初開催します。能登半島地震の被災地支援の一環として、仮設住宅などで継続的にケアを届けるボランティア養成が目的で、受講料は通常5,500円の内容を今回は無料にし、定員20人の先着順で募集します。講座では英国赤十字社が1996年に考案したタッチセラピー「セラピューティック・ケア®」の理論と、衣服の上から優しく触れる実技を3時間で学びます。実技はストレスケアに用いる「ネック&ショルダーケア」と、血栓が原因で起こるエコノミークラス症候群の予防にもつながるとされる「レッグケア」を扱い、道具やオイルを使わないため避難所でも実施しやすい点が特徴です。同協会は2005年の福岡西方沖地震以降、東日本大震災や熊本地震などで支援を続けてきたとしており、現地で担い手を増やすことで支援の継続性向上が期待されます。営利目的での受講や施術はできず、資格取得を目的としない点にも注意が必要です。今後は受講者の参加状況や被災地ニーズを踏まえ、同様の講座を各地で広げるかが焦点となります。

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