AI Tech Tomakomai(ATT)は1月30日、北海道苫小牧市字柏原32-17でAIファクトリー事業(データセンター)に着手し、苫小牧AIファクトリー計画を進めると明らかにした。計画では2025年11月の着工を見込み、2026年春以降に初期10MWで稼働し、2027年春以降に50MWへ増設する想定としている。敷地面積は約10ha、受電容量は50MWを予定する。
事業推進に向け、ATTはFreyr Technology AI社とMOU(基本協定書)を結んだ。Freyr Technology AI社は処理能力9,000PFlopsを掲げ、2023年にNVIDIA Cloud Partner認定を取得しているという。GX対応コンサルティングや電気設備の設計・施工はエコロミが担う。
計画の背景として、生成AIや大規模モデルの普及で高密度の並列計算インフラ需要が増えている点を挙げる。構築はビル型ではなくモジュール型コンテナ方式とし、NVIDIAのAIチップのロードマップに沿った最新鋭チップの採用を想定、企画から稼働まで1年以内を目指す。立地面では苫小牧市の電力・水・土地の拡張性や、冷涼で降雪が少ない気候による運用コスト低減を見込む。
また、施設内でAIリテラシー向上を目的とした「デジタル人材育成センター」の開発検討も進める。詳細は苫小牧市や地元教育機関などと協議して決める方針で、今後2年以内に数百MW規模のAIファクトリー開業も計画に含めるとしている。
【商品情報】
名称:(仮)苫小牧AIファクトリー
所在地:北海道苫小牧市字柏原32-17
建物構成:モジュール型コンテナタイプ
敷地面積:約10ha
受電容量:50MW
