藤田医科大学病院(愛知県豊明市)と医療ツーリズム支援のyolidoli(名古屋市)は12月23日、訪日外国人の自費診療受け入れ業務を一元管理する「医療インバウンドCRM」の実証実験(PoC)を同院で始めました。来日前の医療情報・書類の受領整理、複数エージェントとの調整、受診前後の進捗管理を対象に、院内スタッフが実運用できるかを検証します。

医療インバウンドは再拡大する一方、言語対応や書類、予約、決済などの負担が課題です。CRM(顧客管理の仕組み)で案件を統合し、同時管理や可視化を進め、メールや表計算に依存した属人化の抑制を狙います。検証ではダッシュボードで受入指標(件数・成約率など)も見える化します。

成果を踏まえ、同院の羽田クリニックなど他拠点への展開や、他医療機関との共同検証、旅行会社・自治体との連携強化も検討するとしています。

【商品情報】

医療インバウンドCRM(概念実証)

公式サイト https://yolidoli.com/

source: PR TIMES

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