西本願寺(京都市下京区)は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の命日にあわせた「御正忌報恩講法要」を、2026年1月9日から16日までの8日間にわたり行います。法要の様子はインターネットで随時ライブ配信し、遠方からも参拝できるとしています。
御正忌報恩講は、親鸞聖人のご遺徳をしのび、阿弥陀如来の「ご本願」(救いの誓い)を味わう機会とされる、西本願寺で一年でもっとも大切な法要です。起源として、1294年に本願寺第3代・覚如上人が親鸞聖人33回忌に際し『報恩講私記』を制作したことが紹介されています。
期間中は関連催しも予定し、10~15日には精進料理「お斎(とき)」を要申込で提供します。会場は通常非公開の国宝・書院「鴻之間」で、老舗精進料理店「矢尾治」による一汁五菜を基本とした献立だといいます。15日19時から16日5時40分にかけては、僧侶13名が夜通し法話を行う「通夜布教」も実施し、2会場同時進行で配信します。今後は配信の活用により、現地参拝とオンライン参拝の併用が広がりそうです。
【イベント情報】
御正忌報恩講法要 2026年1月9日~16日 西本願寺(京都市下京区堀川通花屋町下る)
お斎(精進料理) 2026年1月10日~15日(要申込)
通夜布教 2026年1月15日19:00~1月16日5:40 聞法会館(1階総会所・3階多目的ホール)/配信:お西さん【西本願寺公式】
2026(令和8)年 御正忌報恩講法要のご案内 https://www.hongwanji.kyoto/topics/001980.html
source: PR TIMES
