調理済みの余剰食を地域へ届ける「かんしょくプロジェクト」が、環境省の「令和7年度 食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業」に採択されました。2024年10月〜2025年12月15日の累計で、食品ロス約496kg削減、温かい食事約1,984食(1食250g換算)を提供しています。

同事業は、社員食堂などで作りすぎた「まだ食べられる調理済みの食事」を回収し、温度管理など衛生基準に沿って輸送・提供する仕組みです。採択部門は「部門Ⅱ 売れ残り食品廃棄防止対策導入モデル事業」で、継続性や新規性などの観点で評価されたとしています。

2025年度以降は企業ボランティア参画も拡大し、三井住友銀行が現場活動に参加。活動拠点も都内で第1拠点に加え、第2(中央区、7月)、第3(渋谷区、8月)、第4(世田谷区、9月)、第5(品川区、11月)へ広がりました。今後はパートナー企業の拡大に加え、輸送の改善やCO2削減効果の「見える化」に取り組む方針です。

【関連情報】

環境省 採択結果(令和7年度モデル事業)

https://www.env.go.jp/press/press_05021.html

かんしょくプロジェクト公式サイト

https://www.saiainoshokutaku.org/

source: PR TIMES

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