警備会社向けSaaS「警備フォース」を運営するメディカルフォース(東京都品川区)は2月4日、全国の警備会社の経営者・管制・管理業務担当者を対象に、警備料金水準と賃金交渉の実態調査の結果を公表しました。警備料金が「不足している」と感じる回答は40.9%で、「十分な対価を得られている」は5.7%にとどまりました。

料金水準の内訳は「やや不足」32.4%、「大幅に不足」8.6%で、合計41.0%が不足感を示しました。一方、「概ね適正だが一部改善の余地がある」は30.5%でした。最低賃金(全国加重平均)は2015年度の798円から令和7年度の1,121円へ上昇し、10年間で約40%増とされ、人件費の増加が背景にあります。

値上げ交渉は「定期的に実施」6.7%、「必要に応じて実施」27.6%、「過去3年間で実施」12.4%で、過去3年間で実施していない割合は28.6%でした。交渉成功率は「半々(40〜60%未満)」が40.8%で最多で、「多くが成功(60〜80%未満)」26.5%、「ほぼ成功(80%以上)」8.2%でした。

同社は、価格交渉と並行して業務効率化やDX(クラウド活用など)を進める必要性を示しました。令和8年1月1日施行の中小受託取引適正化法(旧下請法)改正では、協議に応じない一方的な代金決定の禁止条項が新設され、今後は交渉環境の変化とIT活用の広がりが注目されます。

【関連リンク】
公式サイト(警備フォース):https://service.keibi-force.com />公正取引委員会・中小企業庁「中小受託取引適正化法テキスト(令和7年11月)」: https://www.jftc.go.jp/toriteki/r7text.pdf

PRTIMES

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