足立区立郷土博物館(東京都足立区)は2026年1月12日、千住四丁目氷川神社の山車(足立区指定有形民俗文化財)の解体作業を一般公開します。公開は14時~15時の予定で、定員は先着50人です。山車は台座込みで高さ約7.35m、幅3.6mの三層構造で、区内唯一の江戸型山車とされています。
山車は1層目が祭囃子の舞台、2層目は松鶴の刺繍幕、3層目に静御前の人形を据えます。社号額の裏面に1883年(明治16年)調製の記録があるとされ、1889年(明治22年)の大日本帝国憲法発布時に牛に引かせて練り歩いたとの伝承も残ります。
今回解体する山車は、特別展「千住宿400年」で12年ぶりに組み上げられました。高さを変えて門をくぐるための「からくり(可動構造)」も見どころで、解体では普段見えない内部構造を学芸員の解説付きで確認できます。博物館側は休館日に作業を行い、開場時間以外は入館できないとしています。今後は、展示だけでなく作業工程の公開を通じ、地域の伝統技術や資料の価値を伝える取り組みが広がるかが注目されます。
【イベント情報】
山車の解体作業 公開(学芸員解説付き)/2026年1月12日(月・祝)14:00~15:00(予定、13:30開場)/足立区立郷土博物館(足立区大谷田5-20-1)/定員50名(先着順)/当日は休館日、開場時間以外の入館不可
山車上での祭囃子披露(無料公開日)/2026年1月10日(土)10:00・11:00・13:00・14:00(各回約15分)/足立区立郷土博物館(足立区大谷田5-20-1)/出演:神田囃子千四会

Share.