TGC東京がんクリニック(東京都、医療法人社団良凰会)は、進行がん・末期がん(ステージ4を含む)と診断された患者と家族に向け、治療を検討する際の確認事項を整理した情報提供ページを新たに公開しました。実際に寄せられた相談傾向を分析し、「何を確認すればよいか分からない」といった声に対応する目的だとしています。ページでは、ステージ4・末期がんの基礎知識として、ステージ4を「他臓器への転移がある状態」と説明し、がん種や転移状況、全身状態によっては治療を検討できる場合があると整理しています。治療選択の視点では、病状進行の抑制、症状緩和、QOL(生活の質)の維持、体調管理など、目的が患者の状態や希望で異なる点を明記しました。加えて「体への負担」について、現状の体調、これまでの治療経過、負担と期待効果のバランス、生活状況と本人希望を確認し、診察や検査結果に基づき医学的に判断するとしています。セカンドオピニオンの意義や、家族が支える立場で把握したい情報も掲載し、特定の治療を推奨する目的ではないとしています。院長の小林賢次氏は、進行がんでも検討できる内容は個々で異なるとして、治療や療養の判断材料として活用してほしいと述べました。今後は、患者側の疑問や相談動向に応じて情報の拡充が進むかが焦点になります。

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