高校生が活動資金30万円で商品開発から販売までを行う「第6回リアビズ 高校生模擬起業グランプリ」の成果発表会が12月21日13時～16時に開かれ、応募84社の中から大分県の岩田高等学校の模擬企業「札和堂」がグランプリに決まりました。最終選考には8社が進出しました。取り組みは、商品開発や広報、ネットショップ作成などを1か月の販売期間で実践し、終了後に貸借対照表（資産・負債・純資産）と損益計算書（収益と費用）を作って成果をまとめます。成人年齢が18歳に引き下げられ、高校で金融教育が始まる流れを背景に、現実に近い起業体験を通じてキャリア観とアントレプレナーシップ（起業家精神）の育成を狙います。主催は認定NPO法人金融知力普及協会で、参加費は無料です。今後は、こうした体験学習型の金融・起業教育が、学校現場での探究学習や進路選択とどう結び付くかが注目されます。
【動画情報】
成果発表会アーカイブ https://www.youtube.com/live/0-ekrrk8qv0
source: PR TIMES