鳴門市(徳島県)は、大麻町の空き家問題をテーマにした「空き家問題解決セミナー・専門家相談会・空き家バンク登録会」を開きます。主催は、空家特措法に基づき県内で初めて「空家等管理活用支援法人」に指定されたNPO法人徳島県空き家問題解決支援センターです。セミナーとあわせ、司法書士や宅建士などによる無料相談、空き家バンク登録の案内・受付を一体で実施し、管理や利活用、手続き面の具体支援につなげます。セミナーでは、大麻町の空き家の現状や、危険性や衛生・景観上の問題がある空き家を「特定空家」と判断する認定プロセス、鳴門市の空き家関連補助金、売買・賃貸を促す「空き家バンク」登録のポイントを扱う予定です。背景には人口減少と高齢化があり、住宅・土地統計調査(令和5年度)で徳島県の空き家率が全国ワーストとされるなど、県内の課題が強まっています。鳴門市は令和7年4月に同法人を支援法人に指定して連携協定を結んでおり、令和7年8月に市内全域で実施した同種の催しには多数が参加したといいます。市は今回の取り組みを通じ、制度理解と相談機会を広げ、今後の空き家の適正管理と活用促進につなげる考えです。
