世界五大陸を横断中の旅人「ガンプ鈴木」こと鈴木悠司さんが、人力車で24時間に129.733kmを走行し、「24時間で人を乗せた人力車の最長距離」としてギネス世界記録に認定されました。挑戦は2025年12月4日から5日にかけ、東京都調布市の味の素スタジアムで実施され、常に50kg以上の乗客を乗せた状態で周回を重ねました。
スタートは4日15時。序盤は順調に距離を伸ばしましたが、夜間は冷え込みと疲労、足の痛みでペースダウンする場面もあったといいます。それでも一睡もせず走り続け、夜明け後に再びペースを上げ、最後の30分には限界を超えるスパートで距離を伸ばしました。最終的に129.733kmに到達し、24時間の挑戦を完走しました。
試技はギネス世界記録の厳格なガイドラインに沿って行われました。約20人の第三者証人が4時間交代で監視し、測量士による事前のコース計測と周回ログ照合で距離を確認。終了8時間前からは公式認定員も立ち会い、審査を経て正式な記録として認められています。
人力車でアメリカ横断やアフリカ縦断を行ってきた鈴木さんにとって、今回は「挑戦の軌跡を記録として残す」試みでもあります。今後は、この記録達成を弾みに、自身のアフリカ縦断を追ったドキュメンタリー映画『RESTART』を人力車とともに全国で上映していく予定です。各地での上映スケジュールは、公式サイトなどで順次案内される見通しです。
【映画情報】
タイトル RESTART
内容 ガンプ鈴木によるアフリカ縦断のドキュメンタリー
公式サイト https://gump.fun/
source: PR TIMES
