ザスパ群馬は1月27日、北海道コンサドーレ札幌から育成型期限付き移籍で加入中のFW中島大嘉(23)について、移籍期間を延長し2026年も在籍すると明らかにしました。延長後の移籍期間は2026年2月1日から6月30日までです。中島は身長188cm・体重88kgの右利きFWで、背番号は48です。育成型期限付き移籍は、若手選手の出場機会確保と成長を目的に一定期間クラブを移る制度で、所属元の札幌に復帰できる前提で運用されます。中島は国見高校から札幌に加入後、名古屋や藤枝、水戸などで期限付き移籍を経験し、群馬でもプレーを続けることになります。通算成績はJ1が37試合2得点、J2が25試合5得点、J3が4試合0得点で、Jリーグ通算は66試合7得点です。カップ戦はリーグカップ20試合9得点、天皇杯6試合4得点を記録しています。本人は、けがで十分に貢献できなかった悔しさを来季にぶつけたいとし、上位カテゴリーを目指す意欲や北関東のライバルへの対抗心も示しました。群馬は中島の継続起用で攻撃陣の厚みを確保し、成長と戦力化を両立できるかが2026年前半の焦点になりそうです。
