マレーシアで11月30日から12月6日まで開催されたIRF(国際ラフティング連盟)世界ラフティング選手権2025で、日本代表「ラフティングチーム・テイケイ」がオープン男子部門の総合優勝を果たしました。世界21カ国・65チームが参加する大会で、日本はブラジル、チェコなどの強豪を抑え世界一に輝きました。

大会は4人乗りゴムボートで行う4種目の合計得点で争われました。短距離の「スプリント」では2位ブラジルに0.6秒差で1位、2カ国同時スタートでブイを奪い合う「H2H」では決勝でブラジルに敗れ2位にとどまりました。3日目のゲート通過の技術を競う「スラローム」では、開始直前に川の水量が急増する中でも2位に7秒差をつけて1位を獲得。最終日の激流を下る長距離レース「ダウンリバー」でもトップでフィニッシュし、安定した強さを示しました。

チームは2011年コスタリカ大会以来となるIRF世界大会での世界一となり、ライバルであるブラジルのトップチームが揃って出場する中での勝利という点で「真の王座奪還」と位置づけられています。選手らは10日に帰国予定で、日本のラフティング競技の認知向上や競技人口の拡大にどこまでつなげられるかが今後の焦点となります。

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ラフティングチーム・テイケイ公式サイト https://team-teikei.com

source: PR TIMES

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