ショートトラックスピードスケートの第48回全日本選手権が12月13~14日に東京辰巳アイスアリーナで行われ、シュゼット・ホールディングス(兵庫県西宮市)の氷上競技部所属・長森遥南選手が女子500m、1000m、1500mの3種目で優勝し、日本代表として2026年2月の世界大会出場権を得ました。全日本選手権での女子3冠は18大会ぶりです。

同じく所属する松林佑倭選手は男子1000mと1500mで優勝し2冠を獲得、日本代表の補欠メンバーに選ばれました。大会成績は松林選手が男子500m20位、島根くるみ選手は女子500m21位、1000mと1500mが各34位でした。短距離で順位を争うショートトラックは接触や戦術も影響する競技で、複数距離を制する総合力が問われます。

シュゼットは2018年に氷上競技部を設立し、競技継続の受け皿づくりを掲げてきました。長森選手は入社2025年4月で、今後は代表活動と製造業務の両立が焦点になります。世界大会での結果次第では、企業スポーツとしての支援モデルがさらに注目されそうです。

source: PR TIMES

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