サッカーJ1の名古屋グランパスが、2025シーズンのホームゲーム(明治安田J1リーグ19試合)において年間入場者数61万3,003人を記録し、クラブ史上初めて60万人の大台を突破しました。一試合あたりのリーグ戦平均入場者数も3万2,263人となり、いずれもクラブ最多を更新しています。

年間入場者数60万人超えと平均入場者数3万人超えの双方達成は、Jリーグ全体でも4クラブ目で、名古屋グランパスにとって大きな節目となりました。平均3万人超えについては、同じく2025シーズンにガンバ大阪も達成しており、Jリーグの観客動員が再び拡大傾向にあることがうかがえます。ホームスタジアムの豊田スタジアムには、既存のファン・サポーターに加え、新たな来場者や遠方からのアウェイサポーターも多く訪れ、シーズンを通じて熱気のある雰囲気が形成されました。

一方で、名古屋グランパスエイトの清水克洋社長は、観客数の記録更新に感謝を示しつつも、結果面で「悔しい想い」をさせた試合があったと振り返り、クラブとしての課題を見つめ直す考えを示しています。2026年2月に開幕予定の百年構想リーグや、8月に予定される新シーズンの戦いに向け、集客力を強みにしながら競技成績の向上を図れるかが今後の焦点となりそうです。

source: PR TIMES

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